熊本県庁は、働き方改革の一環として、執務室環境改善を実施、庁内への横展開を想定したトライアルオフィスを構築しました。実際に実施した財産経営課は、ファシリティーマネジメントの推進を担当しており、トライアルと検証を通して、より実践的な県職員の働く場のモデル構築を目指しています。
今回の整備では、業務内容に合わせ、はたらく場を選択するABWを導入しました。複数名で利用できるベース席、個人作業に適したカウンター席や集中ブース、WEB会議などに最適なワークブースなどを配置し、職員は効率的に業務を進めることができる最適な場を選択することができます。また、年度初めの数か月は、異動や新任職員へのフォローアップを重視し、一部でグループアドレスで運用するなど、状況に応じたフレキシブルな運用を採り入れいます。これにより職員の自立性を促し、業務の効率化・相互連携の強化へ繋げる取り組みを進めています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 熊本県熊本市中央区水前寺6丁目18-1 |
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対象部門 | 本庁舎2階 財産経営課 30名 194.4㎡ |
インテリア竣工 | 2023年3月12日 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 西日本デザインセンター 中原 忠亮 |