北海道 上川町
Case Number 230709

北海道 上川町 様

上川町役場庁舎

 上川町では、業務改善やDX推進を目的とした働き方改革に取り組まれており、改革を牽引する役割として地域魅力創造課を新設、新しい働き方を検証するためのパイロットオフィスを構築しました。各種トライアルを実施し効果検証を行い、今後庁内他部署への展開を見据えた、新たな取り組みを進めています。
 執務スペースは、管理職・特別職を含めたフリーアドレスとし、集中業務、ペアワーク、複数ミーティング、アイデア出し、交流の活性化など、それぞれに適したな多様なワークポイントが整備されています。これにより、職員は業務内容や目的により自ら場所を選択することで、主体的に働くことを促しています。
 また、各種ワークポイントを効果的に活用するため、職員にはタブレットを配布し、持ち運べる給電用のポータブルバッテリーやモニターなどICT環境を整備することで、場所に捉われずに働くことができ、効率的で質の高い業務遂行に繋げています。
 さらに、職員の意識醸成を図るため、カフェスペースに
「オフィス空間やワークスタイルのありたい姿」を共有し、継続的なトライアルへの機運を押し上げる雰囲気を創り出しています。このパイロットオフィスは他部門の職員も利用でき、活用によるコミュニケーションが増えており、部門を超えた業務連携や相乗効果が生まれています。加えて、職員が新しい働き方を体感することで、自身の働き方について考え、新たな気付きや課題感を持つことに繋がっており、働き方改革の必要性を理解浸透させる役割を担っています。

*納入事例写真には、他社製品も含まれております。

プロジェクトの詳細

所在地 北海道上川郡上川町南町180番地
オフィス対象面積 約160㎡
オフィス対象人数 23名 
インテリア竣工 2023年1月9日

カフェスペース

オフィス空間やワークスタイルの希望「こうなったらいいな!」の共有ボード。日々目に留まる場所に配置し、働き方改革への意識醸成を促す。

カフェスペース

ダブルモニターを利用し、ソロワークに集中できる窓側席。画面を共有し、ペアワークやオープンミーティングに最適なL型テーブル。

カフェスペース

有料のオフィスコーヒーやドリンクを配置することで、気分転換やリフレッシュスペースとしても活用。自然と職員が寄り集まりコミュニケーションが生まれる場。

ソロワークスペース

1人用ソファにサイドテーブルを配置した、カジュアルなソロワークポイント。机上面でタブレットを利用し、情報検索やアイデア出しなどの業務に最適。

ソロワークスペース

やわらかな曲線パネルで周囲の視線を遮ることができる集中スペース。再生材フェルトを利用したパネルは軽量であり、簡単に移設もできる。

ソロワークスペース

ロッキングチェアを採用した遊び心のあるワークポイント。

テントスペース

執務室中央部に配置し、オフィスの象徴ともいえるテントスペース。通常オフィスにはない設えを採用することで、柔軟な発想を促し、職員のモチベーションアップにつなげている。

テントスペース

木材利用のキャンプ什器やグリーンを採用し、明るく温かみのある空間へ。適度なこもり感があり、会議やミーティングスペースとして活用しており、災害時には、災害対策本部としての運用を想定。

プロジェクトスペース

ファミレスブースを配置し、カジュアルで開放的なミーティングスペースを構築。

プロジェクトスペース

モニターでの資料共有は、紙削減だけでなく、その場で資料修正なども可能にすることで業務の効率化へ。

ポータブルバッテリー

災害時の運用も想定し、持ち運び可能なポータブルバッテリーを導入。PCやスマートフォンの給電がどの場所でも可能に。

モバイルロッカー

個人書類や荷物を収納保管する、モバイルロッカー。配布物などを投函できる投函口や、鍵は管理者の負担を軽減するダイヤル錠仕様。