下妻市は、本庁舎や千代川庁舎の老朽化の進行や耐震性能不足、エレベーターが無いなどのバリアフリーへの対応など多くの課題を解決するため、新庁舎整備に取り組みました。分散化した庁舎を集約し、保健センターの複合化を行い、市民サービスの向上と効率的な行政運営、防災拠点の強化の実現を目指しており、「Nearly ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」を取得した県内初の市庁舎としても注目を集めています。
新庁舎では、市民利用の多い窓口を1階に集約配置し、ワンフロアサービスを提供しています。窓口には、使い易さやプライバシーに配慮したカウンターを配置、1階には交流スペースを、4階には筑波山が眺望できる筑波山テラスや展望スペースを設置することで、市民の皆さんが自由に交流できるスペースを設け、気軽に訪れ、市民活動ができる場を提供しています。
また職員の執務スペースは、ユニバーサルレイアウトを採用することで、フレキシブルな運用が可能となり、組織変更などの将来変化に対応できるよう準備されています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 茨城県下妻市本城町三丁目13番地 |
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オフィス対象面積 | 約8,526㎡ |
オフィス対象人員 | 約370名 |
インテリア竣工 | 2023年3月 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 安藤康秀 |