一般財団法人塩尻市振興公社
Case Number 230706

一般財団法人塩尻市振興公社 様

core塩尻

 塩尻市は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央部に位置する人口約66,000人の都市であり、地方創生やDX推進事業への先進的な取り組みが注目される自治体です。
 一般財団法人塩尻市振興公社は、2010年から公設のクラウドソーシング事業である『自営型テレワーク事業「KADO」』や、2020年からは自動運転を含めた次世代交通を構築する『塩尻MaaSプロジェクト』など多くの取組を推進しており、この度、デジタル活用を通じた産学官民の垣根を超えた協力と知の融合を目指す拠点として「地域DXセンター core塩尻」を整備されました。塩尻市が所有する既存商業施設を改修し、整備事業費は、「デジタル田園都市国家構想推進交付金」及び「地方創生拠点整備交付金」を充当しています。
 施設は、地域住民が気軽にデジタル活用の相談やデジタルを体験できる交流スペース、パートナー企業専用のコワーキングスペースやシェアオフィス、産学官民の共創空間などで構成されています。コンセプトを「最先端の技術を活用し、まちに変革を起こし続ける場所」としており、core塩尻を起点に変革を創出し、市全体へ変革を浸透、さらに他の地域への塩尻モデルの展開を目指しています。

プロジェクトの詳細

所在地 長野県塩尻市大門一番町7番1号
オフィス対象面積 約2,100㎡ 
インテリア竣工 2023年3月31日

受付

オープンスペースとパートナー企業スペースの2方向で対応出来る受付カウンター。施設利用や地域住民のデジタル活用をサポート。

オープンハブ

多様な人々が集まり、声やニーズを持ち寄ったり、アイデアを生み出したりする空間。地域住民が気軽にデジタル活用の相談が出来るフリースペース。

アイディアラボ

多様な人々が最先端の技術をともに学び、アイデアをカタチにする空間。オープンで開放的な空間や設えにより、自由で活発な意見を促す。

デルタルーム

最先端の技術や開発中のサービスを身近に触れられる場。eスポーツなどデジタルを活用した新たなサービスを体感出来る。

コワーキングスペース

空間の軸となる高さ違いのアンカーテーブルに、各種シーティングを組み合わせ、自由でダイナミックな空間を演出。他のABWエリアとのシームレスな連携により自然と人が集まり、幅広いコミュニケーションが生まれる環境を構築。  

コワーキングスペース

ゆったりと座れるソファーと縁側をイメージした腰を掛けスペース。ほどよいこもり感が心地よく、くつろぎながらの雑談や意見交換、ちょっとした作業スペースとしても活用できる。

コワーキングスペース

ポータブルバッテリーで給電できるモニタースタンド、上下昇降テーブルは共にキャスター付きの為、フレキシブルな運用が可能。

コワーキングスペース

フルクローズ型ワークブースを5台配置。ブース内の音の反響を軽減し、周囲への音漏れを防ぐ為、集中作業やWEB会議などに最適。

コワーキングスペース個室

4部屋ある個室ブースには、上下昇降テーブル(天板傾斜)を配置。立ち姿勢による執務は、気分の切替や疲労軽減にも繋がる。

シェアオフィス

14居室あるシェアオフィスは、居室毎に椅子や内装を変え、オリジナリティーを演出。薄い天板と細いフレーム脚によるシンプルなデザインで、下肢空間を広く利用できるデスク。 

ラウンジ

ゆったりと座ることが出来るラウンジソファーを配置し、カジュアルなな雰囲気を演出。談笑や休憩スペースとして活用。

プロジェクトルーム

交流スペースに面したパートナー企業と地域住民、行政によるプロジェクトの作業スペース。ポータブルバッテリーを設置し、各自デバイスへの給電が可能。

会議室

パートナー企業が利用でき、施設管理システム「WorkxD」で事前予約をした情報を部屋前予約端末で表示。クラウド上で予約集計し、請求書作成まで対応可能。

プロジェクトルーム

間仕切りは、防音合わせガラスを採用したダブルガラスの仕様であり、遮音性を高めながらもスタイリッシュなオフィスを演出。ブラインドを内蔵し、視線を遮ることも可能。

プロジェクトルーム・会議室

予約情報が一目でわかる部屋前予約端末を設置し会員の利便性を向上。会員のみが利用できるようWorkxDのスマートロックを設置し、カード・テンキーでの入室管理を実現。