豊島区は令和4年1月、厚生労働省に対し児童福祉法に規定する「児童相談所設置市」として政令指定することを要請、6月の閣議決定により政令指定を受け児童相談所設置が可能となりました。
区は、新設する豊島区児童相談所と共に、長崎健康相談所、消防団施設との複合施設として整備、子どもを守る専門機関と母子保健の専門機関が一体となった新たな子ども・子育て拠点として、子どもの最善の利益を確保を目指しています。
また、子育て・健康に関するイベントの実施や交流スペースとしての活用に加え、地域防災の中核的な役割を担う消防団施設も併設することで、地域の安全・安心を総合的に守り、地域に寄り添ったサービスを提供に努めています。
施設内は、木目を基調とした明るい設えとし、物質的なバリアフリー対策に加え、来庁される方の心身のストレスをできるだけ軽減できるよう、「こころのバリアフリー」にも配慮した居心地の良い環境であり、木造作家具には、姉妹都市である埼玉県秩父産材、他国産材を活用し、ホスピタリティーを感じる温かみのある設えを整備しています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 豊島区長崎三丁目6番24号 |
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延べ床面積 | 3198.22㎡ |
オフィス対象人員 | 100名 |
インテリア竣工 | 2022年10月末 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 自治体設計センター 伊藤寛基・岩城卓也 |