宮城県庁@スライダー01
Case Number 230314

宮城県庁 様

宮城県庁

 宮城県庁は、職員の生産性向上、コミュニケーション活性化、ストレス軽減及びエンゲージメント向上を図り、所属の垣根を超えた業務遂行やアイディア・イノベーションの創出等、県職員の新しい働き方の創出を目指し、県職員が各業務に最適な環境で働くことができるようオフィスを整備しました。対象となる財政課、産業立地推進課及び自動車産業振興室にモデルオフィスを構築し、運用後の効果検証を通して、県職員の新しい働き方の検証を進めています。
 今回の改装は、部署により異なる働き方や課題を反映し、自席運用の変更(グループアドレス・ユニバーサルレイアウトの導入・ワゴンレス)、コミュニケーション機能の充実や集中環境を構築し、各業務に最適な環境を整備しました。
 またこの改装に合わせ、文書削減や電子化への移行を実施することで、自席ワゴンレスの実現や余剰スペースを創出し新たな執務スぺ―スへ変換することができました。加えてこの改装を契機に、職員自身が新しい働き方や最適な職場環境について考える良い機会となり、執務環境の活用だけでなく、業務の進め方・効率化においても相乗効果が生まれています。

プロジェクトの詳細

所在地 宮城県仙台市青葉区本庁3丁目8-1
対象部門 財政課 29名 228㎡
産業立地推進課及び自動車産業振興室 28名 196㎡
インテリア竣工 2022年9月20日
デザイン担当 株式会社オカムラ 東日本デザインセンター 菊田 教光

執務スペース

グループアドレス導入や交流の場創出により、業務連携やコミュニケーションの活性化、業務の効率化につなげている。

執務スペース 一般職席

フレキシブルに移動でき、汎用性の高いスクエアテーブルを採用。一人当たりW1200D600机上面を使用し、ワゴンレスの運用を実践。

執務スペース 一般職席

業務内容によりノートPCとデュアルモニターを活用することで、業務の効率化や印刷物を極力減らしペーパーレス化につなげる。

役職者席

L型テーブルを採用することで、少しの方向転換で異なる作業を進めることができる。場所を移動せず、簡易な打合せや報告作業にも活用。

モバイルロッカー・収納庫

自席のワゴンを廃止し、モバイルロッカーに個人書類やPCを収納。充電可能な2口電源コンセントや配布物の投函口できる扉裏ポストを備えている

ファミレスブース

背面にパネルを備えることで周囲の視線を遮り籠り感を感じることができる集中スペース。打合せだけでなく、資料を広げながらソロワークスペースとしても活用。

ミーティングスペース

入口付近に設けた応接・ミーティングスペース。来客時は上下昇降テーブルを低く、庁内打合せでは高く設定するなど用途に合わせて活用。

ミーティングスペース

上下昇降テーブルを高く設定し体勢が変わることで、かしこまることなくカジュアルな雰囲気を演出、活発な意見出しや会議の効率化につなげている。

WEB会議ブース

フルクローズ型のワークブースを採用し、周囲からの音や打合せ内容の音漏れを気にせずに会議に集中することができる。施設予約管理システムで運用管理。

ファミレスブース

窓面に設置することで開放感を感じながらも、背面にパネルを設けることで周囲の視線を程よく遮ることができる打合せスペース。

集中ブース

上下昇降デスクを採用し、利用者の使いやすい高さに設定が可能。自席を離れての集中業務や作業スペースとして活用。

ミーティング

執務スペース中央部の収納庫を利用した、立ちミーティング。声かけにより瞬時に集まることができ、短時間の打合せやペアワークなどに活用。

立ちミーティング

フルクローズ型のワークブースを採用し、周囲からの音や打合せ内容の音漏れを気にせずに会議に集中することができる。施設予約管理システムで運用管理。

ミーティングスペース

ローパーティションで仕切り囲い感のあるミーティングスペース。モニターを活用することで、事前準備の軽減やペーパーレス化につなげている。