双葉町は福島県浜通り地方のほぼ中央にあたり、比較的温暖な気候が特徴で、東北地方にありながら冬は積雪が少なく、とても住みやすい自然環境に恵まれています。平成23年3月11日に発生した東日本大震災により福島第一原子力発電所事故が発生し、町は役場機能を埼玉県加須市へ避難・移転しました。その後、平成25年6月に役場機能を福島県いわき市へ再移転、令和4年8月の特定復興再生拠点区域の解除と共に、まちの交流を創出し復興の拠点となる新庁舎を9月に開庁しました。
新庁舎はJR双葉駅前に配置され、復興の司令塔を担い、賑わいづくりを推進し、行政サービス・議会開催の場としてだけでなく、住民や来庁者・来街者・職員などが相互に交流できる場を創出しています。また、教育委員会を集約し、町内の行政手続きが一括してできるワンストップ窓口を導入することで、町民サービスの向上に繋げています。さらに執務スペースは、情報漏洩に配慮し徹底された書類・鍵管理、将来変化に柔軟に対応できる什器選定がされており、機能的かつ効率化に繋がる設えが準備されています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 福島県双葉郡双葉町大字長塚字町西73番地4 |
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オフィス対象面積 | 3,145㎡ |
オフィス対象人員 | 100名 |
インテリア竣工 | 2022年4月30日 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 東日本デザインセンター |