広島県 神石高原町
Case Number 220316

広島県 神石高原町 様

神石高原町庁舎

 神石高原町(じんせきこうげんちょう)は、広島県東部、中国山地の高原地形の中に位置し、星居山をはじめとする多くの山々と豊富な水系に恵まれた自然豊かな町です。    
 新庁舎は、旧庁舎の老朽化と耐震強度不足に伴い、旧保健福祉センター跡地、町立病院が隣接する場所に建設されました。
 庁舎内に併設されている保健福祉センターには、キッズコーナー・和室の多目的研修室・栄養指導室を配置、また町民ロビーやカフェスペースなど町民利用スペースを拡充し、幅広い世代の住民が気軽に立ち寄れる憩いの場を創出しています。さらに、町内産材や町内に流通する木材を、議場内装材、町民ロビーのやぐらボックスやベンチ、ミーティングスペースの可動間仕切りなどに活用し、地域らしさを演出し温かみのある庁舎となっています。

プロジェクトの詳細

所在地 広島県神石郡神石高原町小畠1701番地
オフィス対象面積 4,551.24㎡
オフィス対象人員 180名
インテリア竣工 2021年8月
デザイン担当 株式会社オカムラ 西日本デザインセンター 中原 忠亮

窓口

来庁者用椅子は前脚キャスター・後脚アジャスター仕様とし、移動のしやすさと安定感を兼ね備えている。

窓口

相談内容に合わせ、ハイ・ローカウンターを組み合わせ配置。プライバシー配慮の為のセグメントパネルは移動可能であり、将来変化にも対応可能。

執務スペース

ユニバーサルレイアウトを採用し、人事異動の際は、荷物とワゴンの移動で対応。運用面のコスト削減に。

執務室

連結されたベンチテーブルを対向式で使用。部材を追加することで、1400□のテーブルとしても活用でき、将来変化にも対応。

執務室

1人当たりW1400D700の机上スペース・A4 2段のワゴンを使用。

打合せスペース

テーブルにモニターを配置し、資料共有しながら打合せが可能。収納の天板面を利用し、立ち作業や簡易な打合せにも活用。

町民ロビー

EV・階段からの動線に設けられており、屋外の眺望を楽しみながら時間を過ごすことが出来る。

ミーティングルーム

空間を可動間仕切りで3部屋に分割利用が可能。

カフェスペース

FreeWi-Fiが整備されており、町民が自由に利用できる憩いの場を創出。ゆったりとした肘付き椅子と回転式スツールを配置し、利用のしやすさに配慮。

大会議室

大空間をを3分割し利用可能。移動しやすいキャスター付きテーブル、軽量タイプのチェアを採用し、柔軟なレイアウト変更が可能。

委員会室(災害対策本部兼用)

キャスター付きの既存椅子を転用、折り畳み式の可動テーブルを採用し、用途に応じたレイアウト変更が可能に。

町長室

長時間使用しても蒸れにくく通気性に配慮したメッシュ素材の椅子を採用。

副町長室

手あとが目立ちにくくふき取りやすいメラミン化粧板を採用し、メンテナンス性に配慮。

応接室

背座の部分には質感の良い本革を、その他の部分にはビニールレザーを使用したコンビ張りの安楽椅子を採用。