
数年後に予定している環境省庁舎の移転に向け、大臣官房総務課様は「働き方改革」の実践と検証、各プロジェクトに対応する為に可動デスク、モバイルロッカーによる「フリーアドレス」にチャレンジしました。
また中央官庁では初めて、仕事の内容や目的に合わせて働く場所や机を選んで働ける「ABW」を導入。上下昇降テーブルによる立ち会議スペース・ファミレスブース・集中ブースなど、業務内容と時間に応じて主体的に働く場を選択し、効率的に業務が遂行出来るワークスペースを設置しました。そして執務ゾーン・会議室の一部は、床材(カーペット、フローリング調)や壁紙も木目調にするなど、人の五感を刺激する事にもチャレンジしました。
尚、フリーアドレスとABW導入の為にペーパレスも徹底しており約90%の書類削減を実現、改装後は各エリアにモニターを設置する事でペーパレス化の継続とチームの意思決定スピード向上に繋がっています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 24階 |
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オフィス対象面積 | 122㎡ |
オフィス対象人員 | 20名 |
インテリア竣工 | 2019年 3月 |

会議室
壁面モニターを利用したペーパーレスによる打合せ。執務室から様子が見えるガラス間仕切りによる構成。

モバイルロッカー 兼 ミーティングスペース
収納上部をミーティングスペースとして活用、作業台としても有効活用。

立ち会議
即時に打合せができ時間短縮につながるよう執務室内に設置。

ファミレスミーティング
モニターで画面共有しながら打合せ・修正することで、ペーパーレスや業務の効率化を促進。

選べる執務スペース
交流・集中など、業務に合わせて効率的な働き方を選択し生産性向上。

フリーアドレス
役職席の廃止や毎日の席次変更など、コミュニケーションや業務連携が活発化。

フリーアドレス
プロジェクトチーム編成や将来変化などに対応しやすい、天板サイズ1,200mm角のキャスター付きの可動式デスクを採用。

フリーアドレス
紙資料を約90%削減し、個人モバイルロッカー・バッグによる運用を実現。

集中ブース
業務効率・質の向上のため、集中業務を行う籠りスペース。

運用の工夫
フリーアドレスのため、入口扉には日々変わる在席状況を掲示。