福島県 双葉郡大熊町 様
福島県大熊町は、平成23年3月11日の東日本大震災以降、町に生活を取り戻すための取り組みを続けています。町役場や駅などを含む町中心部は厳しく立ち入りが制限される「帰還困難区域」にあるため、町内の放射線量が低い地域で、元々田畑だったエリアを整備し、新しく役場庁舎や町民の住居などが集まる「小さなまち」をつくろうとしています。そこを拠点に、少しずつ生活の場を広げていく方針です。
新庁舎は大熊町民をはじめ、「町土の復興」を町内外に訴求する建物、誰もが利用しやすく人にやさしい庁舎、まちなみや自然環境と調和した庁舎、環境性能と災害対応力に優れた庁舎の4つを基本コンセプトに「復興のシンボルであり、まちの活性化を育む新庁舎」として建設しました。
プロジェクトの詳細
所在地 | 福島県双葉郡大熊町大字大川原字南平1717 |
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オフィス対象面積 | 4,000㎡ |
オフィス対象人員 | 200名 |
インテリア竣工 | 2019年4月 |
デザイン担当 | オカムラ・佐川 寛之/後藤 彩 |