
日光市は平成18年の市町村合併により、栃木県のおよそ4分の1を占める全国3位という広大な面積を有し、世界遺産に登録される寺社など特色ある地域も有します。
行政サービスの維持向上と地域振興、少子高齢化などの社会変化への対応として、新庁舎整備が行われました。
<新庁舎への思い>
~耀きつづける新しい日光市の礎~
「昨日を守り伝え、今日にやさしく、明日を創る庁舎」
(1) 新しい日光のまちづくりの拠点となる新庁舎
「日光街道」と「例幣使街道」の2つの街道が出会い、日光連山を望む特徴的な環境に立地しています。
(2) 市民に開かれ、交流の拠点となる新庁舎
地域に開かれた賑わいの場「街道プラザ」(市民交流スペース)を設置し、まちとの一体感を演出しています。
(3) 市民が利用しやすく業務効率の高い新庁舎
来庁者の多い窓口を1・2階に設置。バリアフリーに配慮。執務エリアは組織機構改革に対応したユニバーサルプラン。
(4) 安心・安全を支える拠点としての新庁舎
高い耐震性能で防災拠点としての役割と機能を担います。
(5) 環境に配慮した新庁舎
日光の「光」「風」「水」を活用した省エネシステムを採用。
プロジェクトの詳細
所在地 | 栃木県日光市今市本町1 |
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オフィス対象面積 | 13,004㎡ |
オフィス対象人員 | 415名 |
インテリア竣工 | 2018年 12月 |
インテリア監修 | 株式会社佐藤総合計画 |
オフィス環境整備支援 | 株式会社オカムラ (2017~18年) |

総合案内カウンター
2方向の入口から来庁される市民が認識しやすくわかりやすい位置に設置。

待合スペース
キッズスペースを配置し、お子様連れでも安心して待合で過ごせる。

待合スペース
市民展示やさまざまなイベントが開催される市民ホールが隣接。

市民課窓口待合
利用頻度の一番高い窓口にアクセスしやすいよう配置。

待合スペース
ゆとりをもって配置されたロビー椅子、多方向より座ることが出来る座面を採用。

窓口
ローカウンターを配置し、落ち着いて相談できる窓口カンター。

飲食スペース
椅子にカラーバリエーションを加えた明るい印象のスペース。畳敷きの和のスペースを配置し、日光らしさを表現。

情報公開コーナー・展示スペース
エントランスに面して設置した、誰でも気軽に立ち寄れるスペース。

街道プラザ
地域に開かれた賑わいの場・市民活動の場・情報発信・提供の場。

市民協働コーナー
台形型の可動式テーブルを配置し、市民の自由な活動をサポート。

執務室
窓口カウンター裏に収納を設け、職員が落ち着いて業務に従事できる。

執務室
ユニバーサルレイアウトを採用し、組織変更によるレイアウト変更が容易。

各階執務スペース
囲われ感のあるファミレスミーティングを配置し、落ち着いてミーティングが可能。

各階執務スペース
窓際に配置された立ち会議スペースはクイックミーティングにも対応。