新居浜市は、四国のほぼ中北部に位置し、愛媛県内人口第3位の東予地方の中心都市です。
このたび、新居浜市様は本庁舎の改修工事を計画し、1階フロア全体のレイアウト及び案内表示の見直しを行いました。来庁者にとって利用しやすい快適な窓口、職員にとって機能的な執務空間を構築しています。
正面に加え東側出入口にも総合案内所を増設し、各課の相談窓口に仕切り板を設置しプライバシーを強化するなど、窓口の見直しを図りました。また、市政情報を表示するディスプレイ、授乳室、子どもが遊べるコーナーを新設し、待合スペースのロビー椅子を整備するなど、来庁者にとって快適な空間を創り上げました。
さらに、市の花である"つつじ"をあしらった案内サインが市民を優しく向かい入れ、新居浜らしさを感じることのできる庁舎窓口となっています。さらに運営面では、総合窓口システムを導入し、住民の転入出届や障害者の手当申請などの際、来庁者が移動せずに一つの窓口で手続きできる「ワンストップサービス」を開始し、さらなる市民サービス向上に取り組んでいます。
プロジェクトの詳細
所在地 | 愛媛県新居浜市一宮町1-5-1 |
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オフィス対象面積 | 2,406㎡ |
オフィス対象人員 | 170名 |
インテリア竣工 | 2015年 9月 |
デザイン担当 | オカムラ・木下 道生 |
木下 道生
1Fの窓口改修は、建築工事とともに、トイレも改修するなど大掛かりなものでした。限られた短期間での改修工事は担当関係者にとって大きな負担となりがちですが、職員の皆様の協力でスムーズに工事を終えることができました。
市民の方が利用される窓口カウンターについては、安心して手続きが行えるよう、配置レイアウト・高さなどを十分検討し、プライバシーに配慮したセグメントパネルを設置しました。また、総合案内から、誘導、窓口サインへと連動した案内をすることで、迷わない窓口を構築することが出来たと考えております。
設えの見直しだけではなく、窓口ではワンストップサービスが導入され、市民にとって利用しやすいサービスが開始いたしました。今後も、“来庁者が利用しやすい”、“職員様が快適で機能的で効率的な仕事ができる”環境づくりをお手伝いできればと思っています。