2011年3月、震度6強にもおよぶ東日本大震災で被災した庁舎は全壊判定となり使用不可能となりました。
その後6年余りにわたり、市の行政機能は仮庁舎や市内各地に分散していましたが、2017年5月に、(1) 防災拠点となる安心・安全な庁舎、(2) 市民に開かれた利用しやすい庁舎、(3) 機能性・柔軟性を重視した庁舎、(4) 環境にやさしい庁舎、(5) 須賀川を象徴する庁舎、の5つのコンセプトを基に、庁舎を新築し業務を集約しました。
オフィス(執務室)については、限られた広さのオフィスをフレキシブルに運用ができて、かつランニングコストを抑えるようにユニバーサルプランを採用。また、オフィスの窓側にミーティングや作業など多目的に使用できるスペースを設けてあり、その時の仕事の内容に応じて自席ではなく場所を変えて効率的に働ける環境になっています。
土日も一般開放される「みんなのスクエア」「ウルトラフロア」は、市民の憩い・交流の場となっています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 福島県須賀川市八幡町135 |
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対象面積 | 17,000㎡ |
オフィス対象人員 | 580名 |
インテリア竣工 | 2017年 5月 |
デザイン担当 | オカムラ・佐川 寛之(オフィスデザイン) |