
滋賀県 長浜市 様
長浜市庁舎は、本館が築50年以上となり、耐震性をはじめ、老朽化、分散化、狭隘化などの問題をかかえ、バリアフリー対策も不十分でした。そこで東別館敷地に、既存建物を大規模改修により再生させた西館と新築の東館を並べて配置し、一体感のある新庁舎を建設しました。長浜市の歴史や風土文化を感じながら、簡素にして機能的で、ぬくもりと親しみを感じられる庁舎となりました。
窓口は極力、ローカウンターを採用し、車椅子に配慮したカウンターになっています。オフィスは、オープンな空間設計を行い、ベンチテーブルを全面的に採用しています。文書削減を実施するとともに高効率の収納システムを採用し書庫の省スペースをはかり、コミュニケーション活性化や休憩スペースとしてのワーキングスペースを充実させています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 滋賀県長浜市八幡東町632 |
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対象面積 | 18,694㎡ |
オフィス対象人員 | 677名 |
インテリア竣工 | 2014年 12月 |
デザイン担当 | オカムラ・木下 道生(オフィス家具の移転計画コンサルティング) |

窓口(1F)
ローカウンターとハイカウンターユニットをセットで設置。

窓口(2F)
通路をはさんで両側に広がる窓口カウンター。

窓口(1F)
すべて車椅子対応とした窓口カウンター。

窓口(3F)
ハイカウンターを中心とした事業系オフィス。

メインオフィス
中間収納のない大空間に並ぶベンチテーブル。

執務室窓口側
個人情報保護のため、パネルと収納で仕切っている。

執務スペース
ワーキングスペースとの間には、大容量の収納を設置。

ワーキングスペース
バックオフィス部分にあるワーキングスペース。

議場
明るい木目の議場。