• マスターフリーで多彩な商品を扱える
    ロボットピースピッキングシステム

  • RightPick™は、目(コンピュータービジョン)、手(グリッパー)、 頭脳(ソフトウェア)がシームレスに連動し、1システムとして高い処理能力を実現します。

  • ロボットピッキングに求められる能力
  • AIでマスターレスピッキング。
    どんな商品でも認識します。
    吸着に加え、指があることで
    高速でピックしても商品が安定します。
    どんな商品でも認識し、掴めなかった場合も
    自分で考えてリトライします。

FEATURES

特長

GRIPPER

多彩な商品に対応する独自グリッパー

  • 真空吸着カップで商品を吸引。3本の指が商品を支えるので、ロボットアームが高速で動作しても、安定的に商品を掴むことができます。ロボットハンドが苦手としていた柔らかく変形する物や異形物も迅速・丁寧に取り扱います。

  • 吸着カップを伸ばし、商品を吸い上げてから指で掴むので、狭い空間からもピック可能です。

  • ピッキングに失敗しても、ハンドが商品の位置をずらして、再トライします。
    また上位システムとの連携で、吸着のみでの把持操作も可能。さらに高速なピッキングを実現します。

  • 医薬品

    文具品

    化粧品

    食品

    アパレル

    電化製品

    日用品

    ビニールなどの袋物やボトルなど
    多様な形状をピッキング。
    流通から製造まで、さまざまな業種・業態に対応します。

AI

マスターフリー自律ピッキング

RightPickはピッキング対象物の認識、把持部位の決定にマスター登録やティーチングが必要ありません。
初めて扱う商品でも登録、トレーニングなしでピッキングが可能です。

  • コンテナの分割されたエリアも認識し、対象物をピッキングします。

  • AIコントローラーが、3Dコンピュータービジョンで撮影された画像の深度とカラーイメージを処理。機械学習済みのモデルを使用してピッキング対象物を自動で認識・判断し、対象物をピッキングするための最適な動作を瞬時に決定します。

  • 機械学習による能力向上

    世界各地で稼働するRightPickから、日々のピッキングデータがクラウド上に集められます。膨大なピッキングデータを分析し、機械学習モデルをバージョンアップ。更新された機械学習モデルがコントローラーに反映され、定期的に能力を向上させていきます。

既存の物流システム機器と連携し、
物流現場における
ピース単位のさまざまな作業を
自動化します。

物流センターでは入荷から出荷まで、ピース単位の作業が多く存在します。
RightPickは幅広い商品と多様なオペレーションに対応するため、
庫内のさまざまなピース品作業を自動化。
人手に頼らないセンターの運営を可能にします。

  • 自動倉庫との連携

    自動倉庫に保管されていた在庫を出庫ケースに自動でピッキングします。

  • ソーターへの投入

    自動倉庫に保管されていた在庫を出庫ケースに自動でピッキングします。

  • 無人搬送車との連携(AGV/AMR)

    無人搬送車の停止位置が多少ずれても、
    コントローラーが位置を判断し、作業を続けます。

  • 仕分け棚への投入

    細かく仕切られた仕分け棚への投入など、
    アソート作業に活用できます。

  • バーコードスキャン

    個別商品の認識(バーコードスキャン)も対応。読み取ったコードに応じたプレース位置の変更も可能なため、仕分け・検品にも活用できます。

MODULES

製品構成

パワフルなデータ処理で高速ピックを実現
RightPick プロセッサーはデュアルGPU※を搭載し、従来製品と比較して6 倍以上高速にデータを処理するコントローラーです。 夏場の高温環境でも使用できるように設計されています。高いデータ処理能力により、1200 個/ 時間のピック能力を実現します。 ※GPU: 画像演算装置(Graphics Processing Unit)
安全・安定稼働を強力にサポート
防護柵やライトカーテンなどの安全コンポーネントを簡単に統合可能な新しい安全制御ユニット、 シンプルなユーザーインターフェイスであるRightPick コンソール、リアルタイムのリモート可視とサービスのための 新しくなった管理システムRightPick コントロールセンターにより、お客様の24 時間365 日稼働を強力にサポートします。
  • APIによるシステム連携

    シンプルなAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)である「RightPick-MCP」 を介して、
    既存の倉庫管理システムとスムーズに連携できます。