現場スタッフの声

医局〔メディフィス〕 上下昇降デスク〔スイフト〕喜多医師会病院

医師同士が相談しやすい空間であり、
プライバシーも保てるのが理想の医局。
個室よりも快適で働きやすいと
おっしゃる先生もいらっしゃいます。

病院長 住元 巧さん(2018年取材当時)

 昭和58年に病院ができて35年近くたち、建物の老朽化が進み、診療するのに手狭になってきたということで、新病院を建てることになりました。
 医局に関しては、患者さんごとに診療科の垣根を越えて相談できる環境でありながら、プライバシーも保てる空間が欲しいという思いが強くありました。医療系のテレビドラマなどを見ますと、デスクを横並べにしただけのものが多く、それはそれでオープンに話せるメリットもあるのですが、少しセパレーションすることでプライバシーが保たれ、医局の先生たちが快適に仕事できるのではないかと思い、オカムラさんの製品を購入させていただきました。

メディフィス〔医局ワークステーション〕+スイフト〔上下昇降デスク〕を組み合わせた医局

メディフィス〔医局ワークステーション〕+スイフト〔上下昇降デスク〕を組み合わせた医局

 「メディフィス(医局ワークステーション)」については、雑誌などで製品のことを知り、これはいいと感じました。医局はデスクの配置などすべて私が設計したのですが、思った通りに仕上がったと満足しています。たとえばパーティションの高さも医局の先生の意見を聞きながら、通常は外が見えないけれども、立てばある程度見渡せる高さに設定しています。
 また、完全にセパレートされているのではなく、隣や背中合わせの4人の先生たちが振り返れば気軽に相談できるような空間があるレイアウトになっています。木目タイプの壁もシックで落ち着いたイメージに仕上がりました。

0行目:座位で個人的な業務に集中

座位で個人的な業務に集中

1行目:立ってコミュニケーションと業務効率の活性

立ってコミュニケーションと業務効率の活性

「スイフト(上下昇降デスク)」については、旧病院時代に留学されていた先生が従来のデスクにパソコンを高めの位置に設置して、立って仕事されていたんですね。留学先では皆こうして仕事していたと。それで私は立って仕事することを知りました。最初は立つのは座るよりも疲れやすいのではないかと思いましたが、本人に聞くと、これが疲れにくく、集中できるとのことでした。確かに今はパソコンや電子カルテなど座って仕事することが多いので、どうしても前かがみになって姿勢も悪くなり、それで疲れやすいのかなと思い、立って仕事することで良い姿勢を保つことができれば健康にも良いと思いました。
 完成後しばらくしてから、個室の部長室を勧めた先生が「医局の方が居心地が良い」とおっしゃられ個室を使わず医局におられ快適に過ごされているようでとても安心しています。今は医師不足の時代ですが、将来的に医師が増えた場合にデスクを増やす構想を持っているので、レイアウト変更にも柔軟に対応できるオカムラさんの「メディフィス」なら医局員がたとえ倍に増えても安心です。それも選んだ際の決め手の一つになりました。

施設紹介

愛媛県中予地区の西部、大洲市及び喜多郡のほぼ中心部に位置する喜多医師会病院は、明治40年に発足した喜多医師会の会員が連携して医療を行う、愛媛県で唯一の開放型病院として、旧大洲六万石の藩領を医療圏に設立されました。以来、会員の病診連携医療支援、共同利用施設、研修施設としての機能を果たすとともに、地域医療の充実向上に貢献してきました。平成11年には全国で16番目の地域医療支援病院として承認されています。平成30年7月、地域住民の方々により良い医療を受けていただくために新築移転しました。

施設データ
所在地
愛媛県大洲市東大洲1536番地1
一般病床
162床 
療養病床
45床
ホームページ
喜多医師会病院