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オカムラ 株式会社オカムラ

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traverse satellite トラヴァース サテライト

トラヴァース サテライトは、シンプルでスタンダード、そして機能的なカンファレンステーブルです。立ち会議向けのハイテーブルやラウンジ向けのローテーブル、スクエア型やサークル型など中型・小型サイズを展開。薄く美しい天板はさまざまな材質を取り揃え、脚やビームにアルミを採用し、空間において圧迫感のないテーブルを実現しました。

薄く、美しく、強い。使いやすさを追求したミーティングテーブル 薄く、美しく、強い。使いやすさを追求したミーティングテーブル

グローバル化や情報化、働き方改革に伴い、オフィスの形態も従来のワークステーションを中心のオフィスから、仕事の内容や目的に合わせ多種多様な働き方をするように変容してきている。それらのオフィスシーンの中でも、人が集うカンファレンスルームやミーティングエリアは、カジュアルからフォーマル、少人数から多人数まで、多種多様なコラボレーションや人が交流する場として利用されるなど、大きく変化を続けてる。会議やミーティングの内容や目的ごとに、会議シーンに適した多様な品揃えが求められる。会議に必要な機器への対応性なども同様だ。美しさと機能性を両立させたトラヴァース サテライトは、こうした時代の変化に合わせて誕生した。

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デザインと使い勝手でディスカッションを支援 デザインと使い勝手でディスカッションを支援

一本の線に見えるような天板形状を持ち、空間を美しく演出するすっきりとしたデザインに仕上げながら、広い足元空間を実現することにこだわり、アルミビーム四方枠構造を採用。中間脚を使用しないで最大3658ミリ幅のテーブルを可能とした。天板を支えるアルミ脚とビームは十分な強度を確保し、米国家具強度規格BIFMA試験をクリア。さらに世界中の人たちとボーダレスなテレビ会議を実現するためのデジタルツールなどの機材は机上面からのアクセスが可能。机上面をすっきりとさせたい場合には、天板下部にコンセントユニットを取り付ける選択肢も用意し、空間用途に対応。デザインと機能で活発なディスカッションを支援することを目指した。デザインの打ち合わせはRainlight社と主に米国で行った。

Rainlight社

Rainlight社はロンドンとロサンゼルスに拠点を置き、主に北米、ヨーロッパ、アジアのプロジェクトを手がけています。また、デザイン制作の枠組みを超えて、幅広い市場におけるエキスパートとのネットワークを築き、異文化に対する研究を深めることで変化する社会のニーズを見出しています。研究所、ワークショップ、デザインスタジオなど、いくつかの側面を持つRainlightは、秀逸なデザイン思考と優れたビジネス感覚を融合させ、実社会における人々の暮らしや仕事、余暇を向上させる作品を制作しています。 >> Rainlight オフィシャルサイト

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Rainlight社 とのデザインミーティング

多彩な品ぞろえで多様な環境を構築 多彩な品ぞろえで多様な環境を構築

2016年に発売した「トラヴァース」 の薄くて美しい天板とシンプルで個性的なデザインコンセプトはそのままに、よりスタンダードでスタイリッシュなスタイリングを目指した。アルミ脚やアルミフレームの断面形状はラウンドしており、優しさと緊張感を併せ持つフォルムとした。構成するすべての要素が会議の緊張感の中にリラックスした空気を作り、活発な会議を誘発する。脚、そしてフレームの仕様は、塗装仕上げ、アルマイト仕上げを品揃えし、ガラス、大理石、突板、メラミン、4つの天板仕様と組み合わせることによりユーザーの選択の幅を広げ、求めるカンファレンスシーンに柔軟に対応することができる。

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上段:工場での打合せ  下段左:試作品によるデザイン確認  下段右:脚連結構造の確認

traverse satellite 開発チーム traverse satellite 開発チーム

杉山 渉
企画:杉山 渉
吉田 健介
企画:吉田 健介
関川 秀峰
設計:関川 秀峰
Rainlight
デザイン:Rainlight

デザインと機能を融合させるために30mmの天板から床にすっきりと伸びる脚の中に配線スペースを確保し極限までシンプルなデザインとしました。4つの素材の天板を品揃えすることで多様な空間に適応します。シンプルでありながらインパクトがあり、美しいということが空間に対しての汎用性を高めるということを改めて再確認しました。

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