教育・文化施設の納入事例
大阪中之島美術館 様
水辺の遊歩道に浮かぶ、黒い箱のような美術館。
最長クラスの壁面展示ケース
巨大な黒い箱のような大きな建築物。構想から約40年という長い年月を経て、文化施設が多く集まる大阪中之島に開館した美術館です。
展示室は吹き抜け上方の4階と5階で構成されており、上下の専用エスカレーターで一筆書きのように一方通行となるよう、配置されています。
周辺の遊歩道が、そのまま建物の中を貫通するデザインになっており、街の賑わいと展示室が立体的に交差します。
4階の展示室には、日本で最長クラスの壁面展示ケースが設けられ、来場者にスムーズで迫力のある鑑賞体験をもたらしています。
他にも、さまざまな展示内容に対応するため、ニュートラルに構成することが出来る可動式間仕切り壁や展示ケースで構成されています。
PROJECT DATA
所在地 | 大阪府大阪市北区中之島4丁目 |
開館 | 2022年 |
敷地面積 | 12,870㎡ |
美術館床面積 | 20,012㎡ |
建物規模 | 鉄骨造、基礎免震、地上5階建 |
建築設計 | 大阪市 / 遠藤克彦建築研究所 |
設計協力 | 東畑建築事務所 |
構造設計 | 佐藤淳構造設計事務所 |
ランドスケープ | スタジオテラ |
施工 | 錢高・大鉄・藤木特定建設工事共同企業体 |
主なオカムラ制作什器 | 壁面展示ケース・独立展示ケース・展示台・オフィス什器 |
外観写真 : Nacása & Partners
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2023年11月 6日に公開されたものです。