教育・文化施設の納入事例
静嘉堂文庫美術館 様
伝統と最新技術を併せ持った、丸の内の新たな美術館。
来場者にガラス越しであることを意識させない、先進的な大型壁面ケース
2020年の三菱創業150周年記念事業の一環として、世田谷区岡本から丸の内へと展示ギャラリーを移転した静嘉堂文庫美術館。古典主義様式の最高傑作と言われた明治生命館の1階。昭和の建築物として、初めて重要文化財にも指定された建物です。静嘉堂は、国宝7件、重要文化財84件を含む、6,500件にも及ぶ東洋古美術品を収蔵しています。
多様な企画展示に対応するフレキシブル性を実現するため、視野調整パネルを導入。調整しやすい照明用レールによって光の演出の幅が広がります。展示ケース上部のハッチを電動化することで、学芸員の方々が展示替えしやすいエアタイトケースを実現。保存技術のみならず、最新技術も盛り込んだ壁面展示ケースを設置。来場者と学芸員、双方に寄り添った展示空間になっています。
PROJECT DATA
所在地 | 東京都千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F |
開館 | 2022年 |
敷地面積 | 1,469.330坪 |
美術館床面積 | 964㎡ |
建物規模 | 展示室4室 ホワイエ1室 受付 ミュージアムショップ1室 収蔵庫1室 学芸事務室1室 |
改修設計 | 竹中工務店 |
設備設計 | 竹中工務店 |
施工 | 竹中工務店・丹青社 |
主なオカムラ制作什器 | 壁面展示ケース |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2023年11月 6日に公開されたものです。