自治体庁舎・官公庁の納入事例
防衛装備庁 防衛イノベーション科学技術研究所 様
官民連携のイノベーションハブ
防衛装備庁は、令和6年10月「防衛イノベーション科学技術研究所」を恵比寿ガーデンプレイスタワー内に創設しました。これまでの装備研究所の取組とは異なる挑戦的なアプローチにより、民生の先端科学技術の装備品への取り込みを加速させ、防衛イノベーションに繋がる画期的な装備品等を生み出すために設立された組織であり、変化に柔軟に対応し革新的な技術を我が国の防衛に繋げることを役割としています。
新オフィスは、従来の官公庁のイメージを刷新し、自然を求める本能に配慮するバイオフリックデザインを取り入れ、温かみがある配色や内装デザインにより、職員や来訪者が心地よく過ごせる空間が構築されています。また、この施設の特徴的なエリアとして、官民の連携や民間の先端研究者などとの交流を促す、共創エリアが設置されました。ソファー席やカフェスペースなどを配置し、カジュアルな雰囲気を演出することで、利用者の自然な交流を促し、自由闊達に議論し情報交換できる場となっています。また、利用者が効率かつ機能的に活動できるよう、遠隔でもシームレスで高精細な画像をタイムリーに共有できるAV機器やモバイルバッテリーなども整備されています。
このように、これまでにないオープンイノベーションを促す環境を新設することにより、先端科学技術に携わる研究者を広く集め、人と情報が出会い・つながることで新しい価値を創出し、変化の早い様々な技術を効率的に融合させ、革新的な機能・装備に繋げることを目指しています。
PROJECT DATA
所在地 |
東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3 恵比寿ガーデンプレイスタワー23階 |
対象部門 |
895㎡ |
インテリア竣工 |
2024年9月30日 |
デザイン担当 |
株式会社オカムラ 丸の内デザイン室 安藤康秀 |
公式サイト |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2024年12月15日に公開されたものです。