自治体庁舎・官公庁の納入事例
静岡県庁 様
局間の連携と余裕をもった
働き方を目指すオフィス改革
行政の生産性や県民サービスの向上に向けて、職員の働き方改革を推進している静岡県庁。数多くある取組の中には、職員の新しい働き方や新しいオフィスを整備することにより、職員一人ひとりの生産性向上や職員間のコミュニケーション活発化を目指す「オフィス改革」があります。
2023年には同じフロアで働く3局を対象としたオフィス改革を実施しました。今回の取組では「局間の連携促進」及び「余裕を持った働き方の実現」というコンセプトを掲げ、局間のコミュニケーションを活性化させ、局の垣根を超えて一体的に施策を推進する体制を構築することを狙いとしています。
新オフィスでは、異なる局が一体的に活用できるフリーアドレスを導入しており、連携促進に向けて、職員がコミュニケーションを取りながら働くことのできる空間を演出しています。
また、書庫等を50%以上削減することで空いたスペースを活用し、打合せスペースや集中ブース、上下昇降デスク等、フレキシブルに対応できる環境を整備しています。併せて、在席状況がモニターで共有できるシステムや電源供給できるモバイルバッテリー、モバイルモニター等の整備もしており、余裕を持った働き方の実現に取り組んでいます。
窓際にはカフェスペースを設置し、そこに隣接して複写機やカラープリンターも置き、3局の自然な交流を促しています。
さらには、この執務環境を最大限に活用できるようオフィス利用ガイドを策定しており、定期的に日々の課題の改善や新たなトライアルを実施し、より良い職場環境づくり・働き方の見直しに継続的に取り組んでいます。
PROJECT DATA
所在地 | 静岡県静岡市葵区追手町9番6号 |
対象部門 | 静岡県某部門 76名 380㎡ |
インテリア竣工 | 2024年3月15日 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 中部デザインセンター 福長 哲朗 加藤 庸子 |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2024年9月30日に公開されたものです。