自治体庁舎・官公庁の納入事例

徳島県鳴門市 様

徳島県鳴門市 様

市民の安全安心をまもり

絆をはぐくむ「鳴門らしい」庁舎

  • 新庁舎

 令和6年5月、「市民の安心安全をまもり 絆をはぐくむ鳴門市らしい庁舎」を基本理念とした、鳴門市新庁舎が開庁しました。
 新庁舎は、旧庁舎周辺施設等に分散していた庁舎機能を集約し、特に市民利用頻度の高い市民課やの多い窓口カウンターを1列に配置することで利便性や視認性を高めるとともに、東西に通り抜けできる開放的な空間を実現しました。案内板の表示内容を見直し、番号表示をすることで目的地を探しやすくなり、誰もが利用しやすく質の高い市民サービスの提供を目指しています。ゆとりのある待合ロビー、開放的な屋外テラスやキャノピーなどを整備し、用がなくても立ち寄れる市民の憩いの場を提供しています。

 また、建物には免震構造が採用されており、南海トラフ巨大地震による津波に備えて、高さ90cmの壁と防潮扉で囲われているほか、1階部分を130cmかさ上げしており、災害時においても防災拠点として機能するとともに市民の避難場所としても活用する準備がなされています。
 基本理念を具現化し、防災拠点機能や市民サービスの質の向上を目指した、鳴門市の次世代を支える庁舎が整備され新しいスタートを切っています。

PROJECT DATA

所在地 徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜170
延べ床面積 10694.27㎡
オフィス対象人員 550名
インテリア竣工 2024年1月
デザイン担当 株式会社オカムラ 関西デザインセンター 木和田 真理
自治体設計センター 横溝 義仁
公式サイト 鳴門市公式ウェブサイト | 鳴門市 (city.naruto.tokushima.jp)

記事内の情報は取材当時の情報です。

この記事は2024年9月30日に公開されたものです。