自治体庁舎・官公庁の納入事例
静岡県袋井市 様
市民への「寄り添い」サービスと
業務効率化を実現「らくらくサポート窓口」
袋井市は、マイナンバーカード交付率が84.85%(R6.4月時点)である状況を踏まえ、「書かない窓口」や「手続きナビサービス」を組み合わせた新しい行政窓口のカタチとして、令和6年4月、浅羽支所に「らくらくサポート窓口」を新設しました。
らくらくサポート窓口では、マイナンバーカードで本人認証することにより、市データーベースの情報が反映され、市民は最低限の情報を入れるだけで申請が可能となります。
対面での行政手続きにおいても、ペンタブレットを活用した異動受付支援システムの導入により、不足の情報は職員の聞き取りで申請書を作成する「書かない窓口」を実現し、申請負担を軽減しています。また、「らくらくサポート窓口コンシェルジュ」を配置し、デジタル操作に不慣れな方などの入力支援や、複雑な行政手続きの相談に対応するなど、市民に寄り添う新しい窓口を目指しています。
この「らくらくサポート窓口」は、マイナンバーカード等を活用した申請手続きの簡素化はもとより、複雑な行政手続きに関する相談に対応することができ、市民満足度の向上と、行政事務の効率化を図るほか、「ボックスシート」やソロテーブル、オンラインで市役所と支所をつないでウェブ会議などが行える「テレキューブ」などを配して、従来のカウンター越しの接客から、市民への寄り添い型の接客へと、窓口空間からも改革を進めました。
この窓口において、マイナンバーカードの利便性を市民の皆様に実感いただける窓口サービスを行うとともに、市民と行政とが共に体感するラボスペースとして位置付け、将来あるべき行政窓口のあり方を検討するなど、よりよい市民サービス向上の実現に向けスタートを切っています。
整備事業費は、デジタル田園都市国家構想交付金のうちマイナンバー利用横展開事例創出型「TypeX」を充当しています。
PROJECT DATA
所在地 | 静岡県袋井市浅名1028 |
延べ床面積 | 72㎡ |
対象人員 | 市民サービス課 15名 |
インテリア竣工 | 2024年2月 |
公式サイト | https://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/ |
システム構築 | 株式会社ガバメイツ |
コンセプト・デザイン | 株式会社S-プラン |
インテリア家具 | 株式会社オカムラ |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2024年5月17日に公開されたものです。