自治体庁舎・官公庁の納入事例
横浜市消防局 様
消防部門が変わる 能力を最大限に発揮する新しい働き方
横浜市消防局は、旧保土ケ谷消防署跡地に新消防本部庁舎を整備しました。新庁舎では、大規模災害時であっても消防機能の継続性を維持するため、免振構造を採用し、消防司令センターを一体的に整備したほか、緊急消防援助隊と連携強化するため、屋上にヘリパッドを整備しています。
また、ワークプレイスにおいても消防部門初のさまざまな取り組みがなされており、注目が集まっています。
職員が働く執務室では、課長職を含めたユニバーサルレイアウトを導入、無線LAN環境を導入することで場所に捉われない働き方やペーパーレスの観点からワゴンレスの運用とし、部門の情報や知識を共有しやすい環境としました。加えて、業務内容により主体的に働く場所を選択するABWスペース(集中スペース、ファミレスブース、コミュニケーションエリア他)を配置することで、業務の効率化や職員同士の連携に繋げています。
さらに、緊張を強いられる消防職員の業務において、職員のストレスの軽減とモチベーション向上につながるよう「健やかに働ける環境整備」にも配慮しました。各所にインテリアグリーンを配置し、家具什器は自然色をベースとしアクセントカラーを取り入れることで、安らぎとやる気を生み出し、健康的に活き活きと働ける工夫がなされています。
消防本部機能が強化され、職員の能力を最大限に発揮できるよう整備された新庁舎完成により、その役割を十分に果たすことに努め、市民の安全・安心に繋がることを目指します。
PROJECT DATA(本館)
所在地 | 神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町2番地20 |
延べ床面積 | 11,412.54㎡ |
オフィス対象人員 |
約330名 |
インテリア竣工 | 2023年7月 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 岩城卓也 伊藤寛基 |
公式サイト | https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/bousai-kyukyu-bohan/shobo/shokainado/annai/20230627111041610.html |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2024年1月22日に公開されたものです。