自治体庁舎・官公庁の納入事例

　福井県庁では、若手職員のアイデアを活かした働き方改革 "Life Style Shift" （ライフスタイル・シフト）を展開し、職員みんなで「変化にあわせ」「行動を変えていく」ためのアクションを進めています。その活動のひとつである「ペーパーレス」を進める手段として、職員が個々の自席を持たず、働く席を自由に選択できるオフィススタイルであるフリーアドレスを導入、全庁展開を目指しています。

　産業労働部では、課毎でのグループアドレスとし、チーム連携を強化しながらも、自席を固定化しない運用としています。改装前より文書整理や削減を進めることで、文書量を大幅に削減、従来の袖机を廃止したワゴンレスとし、書棚を整理することで見通しの良いオープンオフィスを実現しました。また全庁で進めている電子決裁・文書管理システムの導入や卓上ディスプレイの配置することで、ペーパーレス化を推進し、紙に捉われない働き方を実践しています。

　また、運用面の工夫として、各課より選出した若手メンバーによるチームを立ち上げ、プロジェクトを進めてきました。身近なメンバーがサポート、伝達することで、各職員は自分事として捉えることができました。日々、業務を進める上での運用の工夫、ICTツールの活用推進など、執務環境を最大限に活用するためのフォローアップ体制が構築されており、継続的にフリーアドレス運用の最適化を進め、業務の効率化に繋げています。