自治体庁舎・官公庁の納入事例

滋賀県 守山市 様

滋賀県 守山市 様

フリーアドレス・ABWを採り入れた

場所にとらわれない新しい働き方

  • 新庁舎

 令和5年8月、新庁舎『つなぐ、守の舎(もりのや)』の開庁を迎えた守山市は、全国自治体において先進的な新しい働き方を採り入れた自治体として注目を集めています。

 新庁舎では、課長席を含めたフリーアドレス・グループアドレスを導入し、各所にABWスペース(上下昇降テーブル・集中ブース・ファミレスブース・窓際集中スペース・立ち会議スペースなど)を構築することで、職員は業務内容やコンディションに合わせ、主体的に働く場所を選択することができます。また、庁内には無線LANを配備、職員にはノートPC・スマートフォンが支給されており、場所に捉われず庁内のどこでも執務可能な環境を整備しました。また、執務室中央部にマグネットスペースを配置し、文房具の保管や分別ボックスをフロア内で共有化することで、隣接する部門同士の交流を創出しています。さらには、庁内職員だけでなく、出先機関の職員も利用できる「共創空間」を設け、開放的でカジュアルな雰囲気を演出することで、職員が集まりやすく、部門を超えた交流と相互連携を促し、新しい価値創造や生産性の向上に繋げています。

 新庁舎建設を契機とし、新しい働き方への大胆な挑戦を進めることにより、職員自身が「より良く、効率的に働く意識」を醸成し、業務の効率化を図ることで、よりよい行政サービスの提供を目指します。

PROJECT DATA

所在地

滋賀県守山市吉身二丁目5番22号

延べ床面積

約12,990㎡

オフィス対象人員

約600名

インテリア竣工 2023年8月
デザイン担当 株式会社オカムラ 関西支社 木下 道生 
公式サイト

記事内の情報は取材当時の情報です。

この記事は2023年11月10日に公開されたものです。