物流システムの納入事例
株式会社 ハヤブサ 本社屋兼物流センター 様
作業効率と保管効率を高レベルで両立した新物流センター
1959年創業の釣具をはじめ、現在ではアパレル、ペット用品の製造・販売を行う株式会社ハヤブサ様。新製品のほか50年以上続くロングセラー商品など、取扱いは約2万アイテムまで増加しています。物流業務は自社で運営しており、業界ではいち早く自動倉庫を導入しましたが、アイテム数増加で従来の自動倉庫の保管能力は限界に達していました。また発注量に対しての出庫スピードも追い付かず、時期によっては24時間対応を迫られるなど、人手確保も問題となっていました。現状の課題に加え、将来的な労働力・スペース不足を解決するため、新物流センター建設プロジェクトを発足。1年以上 検討を重ねて選ばれたのが、オートストアでした。特筆すべきは架台上にオートストアを設置したスペースの有効活用です。自由度の高いレイアウトを生かし、上部空間を活用した高密度保管と床面の作業スペース確保を同時に実現。またロボット作業エリアの面積を広くし、段積みを低くすることで、ビン(コンテナ)の掘り起こし作業時間が減少。1出庫につき16秒で作業者の手元へ商品が運ばれてきます。オートストアの導入により10年先でも運用可能な物流体制を確立することができました。
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PROJECT DATA
所在地 | 兵庫県三木市吉川町大畑341‒23 番地 |
延床面積 | 5,000㎡(2階建) |
竣工 | 2020年10月 |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2024年3月12日に公開されたものです。