物流システムの納入事例
村中医療器 株式会社 総合センター 様
最新鋭のマテハンシステムを導入し省力化、精度向上を実現した高機能物流センター
医療機器の総合企業である村中医療器株式会社様は、メーカー(輸入・国内製造・国内OEM)・商社(国内卸・海外輸出)・ディーラー(小売)の3形態の顔を持ち、それぞれで得られたノウハウや情報を新製品開発や優れたサービスに活かしています。この複合的な業務形態によって社会の変化に柔軟に対応でき、常に最先端の医療社会に貢献し業界を牽引しています。
大阪府和泉市にオフィス棟、ロジスティック棟、研究開発棟からなる総合センターを新設し、分散していた製造・物流・販売の拠点を統合。事業の中枢業務を集約し効率化を図りました。現在の総合カタログは約1200ページで2万1千アイテムもの製品が掲載されており、 総取扱いアイテムは40万点を超えています。この多種多様な商品を全国各地に正確かつ迅速に配送する一大拠点として、最新鋭のマテハンシステムを導入した高機能物流センター(ロジスティック棟)を開設しました。
以前のセンターは市街地の多層階ビル内にあり、フロア間の移動や検品、荷合わせなどの作業を人手で行なうなど、非効率な点が多くありました。新センターでは、徹底した自動化・省力化を図ると共に、重量検品システムを導入し出荷精度を向上。また、出荷前の待機・整列自動倉庫(ロータリーラックH)導入により、同一顧客の荷物をまとめて出荷箱数を減らし、配送費を削減。納期リードタイムは「当日出荷・翌日午前配達」を実現するなど、顧客サービスレベル向上を図り、お客様への信頼を確立しています。
PROJECT DATA
所在地 | 大阪府和泉市あゆみ野2-8-2 |
敷地面積 | 約 35,000 ㎡(約10,600 坪) |
延床面積 |
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取扱品目 | 医療機器、医科理化学機器、医療材料、検査薬等 |
取扱品目数 | 約400,000 品目(在庫品:約13,000 品目) |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2024年1月23日に公開されたものです。