物流システムの納入事例

バンダイナムコグループの物流会社である株式会社バンダイロジパル様は、グループ各社の物流サポートをベースにそのノウハウを生かしてグループ以外のお客様へと物流サービスを拡大しています。

この静岡営業所では、バンダイの主力商品であるプラモデルのパーツ単位の注文に対応する通販・相談センターの業務を行っています。プラモデルパーツは、毎年多くの新商品が発売されており、現在では取扱い数が4万SKUを超え、1日あたりの出荷量が300件を超える業務となっています。

静岡営業所に移転する前のセンターでは、商品の入ったダンボールケースをそのまま平置きし在庫管理していたため、オーダー商品のピッキングは作業者の熟練度により作業効率が大きく左右されていました。そこで移転を機に、多段式独立水平回転棚「ロータリーラックＨ」を導入。商品のABC分析による在庫管理を行い、A 品（高頻度品）については、「ロータリーラックＨ」で保管から検索、入出庫まで自動で行う運用にシステム化されました。これにより導入前の人が商品を探しに歩き回っていた頃と比較して、約3倍のスピードでピッキングが可能になり、大幅な作業効率の向上を図ると共に、空間の有効活用によるスペース効率アップも実現しています。