物流システムの納入事例
株式会社 三和鋲螺製作所 様
立体自動倉庫導入で
重量物ハンドリングを効率化
特殊サイズ及び、特殊形状のねじの製造・販売を行う三和鋲螺製作所様は、メイド・イン・ジャパンならではのきめ細かさが大きな特長。精度の高さ、精密さには定評があります。
主な顧客は大手自動車関連メーカー、家電メーカー、精密機械メーカーなど、すべて小ロットの受注生産となり、常時動いているねじは数百アイテム。製造完成後のねじの大多数はいったん本社に搬送・保管されるため、倉庫では多品種少ロットによる庫内作業をせざるを得ません。倉庫には、２km離れた２つの工場で製造されたねじがドラム缶入りの荷姿で、連日100～150単位で入荷されます。重量にすると200kg/缶、場合によっては300kg/缶超えになることもある重量物です。荷受けしたねじは天井クレーンとフォークリフトを使いながら、人手を中心に庫内運搬・保管し、オーダーに合わせて納品用段ボールに小分け梱包をしていましたが、作業効率が悪く、以前から大きな課題となっていました。
そこで新しい建屋の増築を機に庫内設備の見直しを決断しました。創業以来、技術を継承しながら
「人間をつくる」活動を推進してきた三和鋲螺製作所様の選択は、人手を介した高い負荷を伴う作業から脱却。付加価値の高い作業への変革でした。そこで三和鋲螺製作所様は、クレーン式立体自動倉庫「Pallet Stacker（パレットスタッカー）」を導入し、保管効率向上と入出庫作業の省力化を図りました。さらに出庫後の梱包ラインやパレタイズロボットなどの自動化設備も合わせて導入し、大幅な作業効率アップを実現しました。
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PROJECT DATA
| 所在地 | 大阪府東大阪市吉田本町2-7-9 |
| 作業場兼倉庫 | 増築 2016年8月 |
| 延床面積 | 1,726㎡ |
| 従業員数 | 本社48名、工場47名（2016年2月現在） |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2023年9月13日に公開されたものです。
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