物流システムの納入事例
株式会社 ロイヤル 長田総合センター 様
自動倉庫の導入により在庫量が2割アップ
作業効率・出荷品質が向上
店舗内装用陳列金物の製造販売を行う株式会社ロイヤル様の物流拠点「長田総合センター」。このセンターでは、棚受け(ブラケット)やハンガー、フックなど、商品ディスプレイ用のアタッチメント類、約2,700アイテムを取扱い、全国に発送しています。
以前は、平置き棚とメッシュパレット直置きで在庫保管していましたが、取扱アイテム数や在庫量の増大によりセンターが手狭になり、置ききれない商品は近隣の倉庫に在庫し、出荷タイミングに合わせて横持ちするなど非効率な運用を行っていました。
そこで、在庫保有数の拡大、作業効率アップ、出荷品質の向上を目的として、センター内設備の全面リニューアルを行いました。パレット自動倉庫(パレットスタッカー)2 基、ケース自動倉庫(ロータリーラックH)2 基を導入し、天井までの上部空間を有効活用することで、在庫保有数(容積率)の2 割アップを実現しました。また、自動倉庫による入出庫の自動化や出荷オリコンをコンベヤラインで搬送し、リレー式ピッキングを行うことで作業効率がアップしています。さらに、ピッキング指示をオートロケーターシステム(DPS)やPCモニターを使い作業者にわかりやすく表示することで、以前の作業リストのみで行っていた時と比較し、アイテムの知識がなくても素早くミスのないピッキングが可能になり、作業スピードのアップ、出荷品質の向上を図っています。
PROJECT DATA
所在地 | 大阪府東大阪市新家中町4 番23 号 |
床面積 | 1,436.34 ㎡(倉庫スペース) |
取扱商品 | 店舗内装用陳列金物 約2,700 アイテム |
出荷梱包数 | 900~1,500 個/日、23,000~38,000 個/月 |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2023年9月13日に公開されたものです。