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地球環境への取り組み

省資源・資源循環

省資源・資源循環に関する基本的な考え方

オカムラグループは、製品の原材料や生産工程、物流プロセスで使用する資源の効率的利用を通じて、事業活動におけるインプットの削減に取り組んでいます。また、生産事業所や物流センターにおけるゼロエミッション*1の取り組み、お客様が不要になった使用済み製品のリユース・リサイクルの推進や廃棄物の適正処理により、アウトプットの削減に努めています。

  • *1 ゼロエミッション:工場や物流センターから排出される産業廃棄物の最終処分量をゼロにすること(オカムラグループにおけるゼロエミッションの定義による)

2015年度の目標と達成状況

オカムラグループの事業活動にともなって排出される産業廃棄物には、生産事業所から排出される生産系廃棄物、オフィスなどの内装工事請負時に発生する施工系廃棄物、お客様が不要になった使用済み製品の回収による配送系廃棄物があります。2015年度の分野別産業廃棄物排出量の内訳は生産系廃棄物が44%、施工系廃棄物が41%、配送系廃棄物が15%となっており、それぞれの分野において排出削減、資源循環に向けた取り組みを進めています。

産業廃棄物の分野別排出量
(2015年度)
グラフ

製造・物流・施工段階での省資源・資源循環の取り組み

オカムラグループでは、製造・物流・施工の各段階において産業廃棄物排出量の削減、資源循環に向けた継続的な取り組みを進めており、それぞれの取り組み内容や成果について情報を共有することで、より効果的な活動につなげています。

製造段階における取り組み

生産事業所では、原材料の使用量削減と生産工程の効率化により、省資源・廃棄物削減に取り組んでいます。具体的には、投入される原材料に対する製品の生産量の割合を高める「歩留まりの向上」の徹底などを通じて原材料のむだを最小化し、廃棄物の削減につなげています。また、廃棄物排出時の分別を徹底し、中間処理業者を通じてリサイクルを進めています。
こうした取り組みの結果、2008年度から継続して国内のオカムラ全生産事業所においてゼロエミッションを達成しており、2015年度も産業廃棄物の最終処分量ゼロを実現しています。

生産事業所の産業廃棄物排出量
(再資源化量+最終処分量)
図

  • *金属スクラップを含む。
  • *報告の範囲はオカムラの生産事業所と関西岡村製作所、エヌエスオカムラ、山陽オカムラ、シーダーです。

物流段階における取り組み

製品の輸送で使用したダンボールを回収し、配送センターや生産事業所でリユースしています。これまで着実に対象製品を広げ、2015年度はリユースダンボールの使用により、使用しなかった場合に対してダンボールの使用量を262t削減しました。
株式会社オカムラ物流の物流センターでは、お客様への製品配送だけでなく、新規家具納入時に回収した使用済みデスクやイスなどのリサイクルを行っています。同社の横浜物流センターは2008年度に、大阪物流センターでは2013年度にゼロエミッションを達成して以来、2015年度も継続しています。2015年度は、新たに仙台配送センター、首都圏トランスファーセンター、中部配送センターの3拠点でゼロエミッションを達成しました。その他の拠点においても、ゼロエミッション達成に向けてリサイクル率の向上に取り組んでいきます。

写真大阪物流センターでの手分別の様子

施工段階における取り組み

施工段階で発生する廃棄物に関しては、分別を徹底し、資源としてリサイクルすることにより、排出削減に取り組んでいます。2015年度は売上増加に伴い施工物件が増加し、施工段階での廃棄物の排出量は、2014年度に対して20.0%増加しました。今後はさらに分別の徹底を図り、廃棄物の排出削減に取り組んでいきます。

施工系産業廃棄物の排出量グラフ

使用済み製品の資源循環の推進

オカムラグループは、お客様が継続して使用できる製品については、引き続き使用されることを提案しています。また、引き続き使用されなかった製品については、お客様の希望に応じて新しいオフィス家具を納入する際に引き取りを行っています。引き取りをした製品は以下のようにリユース、リサイクル、適正処分を行っています。

  • お客様からリユースの要望があり、クリーニングや修理によってリユースが可能な製品は、グループ会社の株式会社オカムラサポートアンドサービスが中古品として買い取り、販売する。
  • お客様からリユースの要望がない場合、また使用上問題がありリユースできない製品は回収し、解体・分別して素材ごとにリサイクルする。
  • リサイクルできない部品などは、廃棄物処理法に基づき産業廃棄物管理票(マニフェスト*2)による適正処理を行う。
  • 中間処理業者に処理を委託している産業廃棄物のうち再生処理が可能なものは、事業者によるリサイクルが行われる。
  • *2 マニフェスト:廃棄物処理法で定められている産業廃棄物管理票

オフィス家具の引き取り・リユース

環境への配慮や製品の使用目的の多様化などから、リユース製品の購入を検討されるお客様のニーズに応えるため、オカムラサポートアンドサービスでは、古物商許可を受けた会社として、使用済みオフィス家具の引き取り・リユース事業に取り組んでいます。
製品引き取り時にお客様のご希望があった場合、オカムラサポートアンドサービスが製品の選別を行い、再利用可能なものについては、リユース(中古品としての買い取り・販売)を行っています。
2015年度はリユースを希望される引き取り依頼が718tあり、このうち8.9%にあたる64tをリユースしました。引き取り製品全体(9,757t)に占めるリユース率は0.7%でした。

リユースを希望された場合のオフィス家具のリユースフロー 図

引き取り製品などのリユース・リサイクル率

オカムラグループでは、オフィス家具の入れ替え時に引き取りした製品の分別・リサイクル処理、お客様のご要望があった場合のリユース、製品の輸送時に使用した梱包材などのリユースを対象にリユース・リサイクル率を把握し、向上に取り組んでいます。2015年度のリユース・リサイクル率は99.0%となり2014年度より0.1%向上しました。

引き取り製品・梱包材のリユース・リサイクル グラフ

2015年度の引き取り製品・梱包材のリユース・リサイクル状況 図