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ACORN 生物多様性に向けたオカムラのアクション

KURA ホースロギングファニチュア

私たちの暮らしは、多くの生きものの営み(=生物多様性)によって支えられています。オカムラグループの事業活動もまた、生物多様性の恵み(=生態系サービス)に支えられている以上、生物多様性に貢献することは私たちの使命であると考えます。私たちオカムラグループは、「生物多様性に向けたアクション」を「ACORN(エイコーン)」と名づけ、積極的に取り組んでいます。

ACORN

ACORNでは、3つのアクションプランを設定して
継続的な取り組みを進め、ステップアップを続けています。

ACORN

ACORNとは

「ACORN」は、英語でどんぐりを意味する言葉です。次の種をつなぐために、なくてはならない存在であるどんぐりを、オカムラの活動の象徴としました。

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森と生物多様性

「生物多様性」とは、地球上に存在する3千万種ともいわれる種が複雑に関係しあいながら多様な生態系をつくりあげることを指します。多様な生態系は、私たちの暮らしを豊かにするための「恵み」を与えてくれます。しかし今、合理性や経済活動を優先して資源を使い続けた結果、世界中の生物多様性が失われつつあります。生物多様性を保全し、持続可能な資源利用の方法を考えていくための「生物多様性と森」についてご紹介します。

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ACORNの活動

Act-1 木材利用による森林の健全化

生物多様性の保全や気候変動問題などの重要な課題を受けて、2009年10月、「オカムラグループ木材利用方針」を策定しました。オカムラグループの事業の中で、最も生物多様性と関わりが深い部分である木材利用を通じて、森林の健全化を目指します。絶滅危惧種や違法伐採など、森林生態系や地域社会に悪影響を与える木材を利用せず、国産材・地域材・リサイクル材などの利用を進めていきます。

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Act-2 自然環境に学ぶ

社員一人ひとりの生物多様性に関する意識を向上します。2011年度からは、オカムラがオフィシャルスポンサーを務める「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」にご協力いただき、アファンの森(長野県信濃町)において体験型の社員向け研修会を実施。社員がアファンの森で実際に活動することでエコマインドを育て、そこで得た知見をものづくり、空間づくりに活かすなど、生物多様性に配慮した企業活動を行っていく礎とします。

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Act-3 環を広げる

グループ内に浸透した木材利用や生物多様性に関する知識を、生物多様性に向けた活動の「環」のさらなる拡大のために、より広く社会に発信します。また、各活動の活性化に努め、オカムラグループだけでなく、お客様、NGO、地方自治体などステークホルダーと連携して生物多様性保全活動に取り組みます。

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Interview C・Wニコル(アファンの森財団理事長)

「森は、よみがえる」

「アファンの森」では、「森の生産性」、「生物の多様性」、「生き物たちの共生」を指針として森林整備を続けています。アファンの森財団理事長C・Wニコル氏に、アファンの森の取組みについてうかがいました。

「アファンの森」では、春夏秋冬を通じて、色とりどりの花が咲き、チョウやハチ、カエルやトンボ、小鳥たちなどたくさんの生きものに出会うことができます。しかし、30年前まで、この場所は“幽霊森”と呼ばれるような暗い森でした。人はもちろん動物も寄り付かず、多くの草花たちは日光不足で瀕死の状態だったのです。

私は1986年から、放置された森(かつての里山)を少しずつ買い、手入れを始めました。本来の森の住人であった生き物たちにとって居心地のいい森に戻すためです。鬱蒼としたヤブやササを刈り、病んでしまった木を伐ると、地面に光が当たり土の中に眠っていた種から次々と芽がでてきました。

手入れを始めて28年が過ぎ、アファンの森はようやくたくさんの生きものが戻ってきてくれるようになりました。植物は500種以上、鳥類は73種以上、日本の本州に生息する大型のほ乳類のほとんどが確認されています。確認された生きもののうち58種が長野県で絶滅が危惧されている動植物です。

日本には元々、地域ごとに生物多様性豊かな森があり、人々はその自然の恵みを利用して暮らしていました。私が日本に通いだした50年前は、里山から燃料となる薪や炭、家や家具をつくる建材や山菜・キノコなどのおいしい食材まで調達できる大切な場所でした。森から採りすぎることなく恵みを上手に頂き、結果明るい森が維持され、多くの生きものたちが人と共に寄り添いあって暮らしていたのです。しかし、経済が成長するにつれ、人々は森ではなくお金が大切になりました。燃料や材料は石油製品に代わり、里山は見捨てられていきました。その結果、里山は開発されるか、スギ、ヒノキの人工林に変えられました。残った里山は放置され、荒廃が進みました。日本の絶滅危惧種の55%は、里地里山に依存していた生きものだといわれています。私たちの使命は、人の手によって失われてしまった森の命の環を人の手によってよみがえらせること。そしてその美しい日本の森を永遠に残していくことです。アファンの森から11年間で合計20羽のフクロウのヒナが誕生しました。生態系の頂点に位置する猛禽類であるフクロウが育っていることは、森本来の生態系がよみがえっているメッセージだと思っています。

C・Wニコル

1940年、英国・南ウェールズ生まれ。1980年、長野県に居を定め、執筆活動を行うとともに、1986年より、森の再生活動を実践するため、荒れ果てた里山を購入。『アファンの森』と名付け再生活動を始める。1995年に日本国籍を取得し、2002年「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立、理事長を務めている。

www.afan.or.jp

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